【青龍】
東の守護神
天から恵みの雨を降らせて豊作と健康長寿、家運の隆盛を祈念します。 龍が天に昇ることから、運気上昇、立身出世、商売・事業・営業の発展成功を呼ぶと言われています。
【白虎】
西の守護神
「虎は一日千里を駆ける」と言われ、そのたとえの通りすさまじい生命力と旺盛な勢力を象徴し、 財運を上昇させ、子宝と安産をさずけ、家庭円満、夫婦和合に導くと言われています。
【朱雀】
南の守護神
天上で神仏と住む瑞鳥、吉事の到来を予兆、羽は災厄をはらい、凶を吉に変換させる力があり、 太陽の氣を呼び、地位向上、末永く家が安定、さらには大いなる福徳と平安を約束すると言われています。
【玄武】
北の守護神
無病長寿と富を招く亀と、財をもたらし厄災をはねのける蛇の霊力をあわせ持ち降りかかる病魔をはらい、 人間関係を良くし、息災長寿と子孫繁栄を授けると言われています。
高松塚古墳四神獣とは?
中国の神話、天の四方の方角を司る霊獣である。
東方青龍・西方白虎・南方朱雀・北方玄武
日本では、四神相応の考えに基づき平安京や江戸の都市が造営されました。
高松塚古墳やキトラ古墳も東西南北に青龍、白虎、朱雀、玄武が描かれています。
※四神相応
東に河があり青龍、西に道があり白虎、南に池・澤があり朱雀、北に山・台地があり玄武。この四神の宿る土地を選び都を造営すれば、理想の都市となる。
囲碁の起源は、中国最古の王朝・夏時代(紀元前2070~1600年頃)に遡るとされています。
当初は格子模様を宇宙に見立て、盤中央を太陽(天元)とし、それを囲む8つの星を配し、4隅を四季、4辺を東西南北、交点数を年間日数と定め、白・黒の石でそれぞれ陽・陰を表すことにより、色々な占いを行ったと考えられています。
悠久の時を越えた現代でもその思想は受け継がれています。
「囲碁の真髄は調和にあり」・・・二十世紀を代表する天才囲碁棋士、呉清源氏の言葉です。囲碁の本質(宇宙観)をそのような言葉で表したのでしょう。
「四方を四神によって守られた囲碁盤上に、白・黒の石で宇宙の縮図を描いて頂きたい」・・・この碁盤にはそんな願いを籠めております。
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